グラボ無しでApexはプレイできるのか!?(RX Vega 11 grsphics)

とりあえず結論から言ってしまうと、ハイスペックなグラフィックボードを購入せずとも、ryzenのオンボードGPUを使用することでAPEXをプレイすることは「可能」です!!
ただし、私の環境では可能だったというだけなのですべてのオンボードGPUを搭載した機器で動作することを保証するものではありません。(特にintel HD graphics搭載のpcでは起動もできなかった記憶があります。)以下で私の使用機器や、起動、プレイまでの流れを説明するので参考にしてください。
使用機器
私はLenovoの「IdeaCentre510a」を使用しています。大体5万円以下で買えたので大分コスパがいいと思います。
Lenovoではデスクトップ、ノートPCともに40~50パーセントoffのセールが行われるので、PCの購入を考えている方にはお勧めです。

(追記 現在IdeaCentre510aは直販での販売を終了しているため、中古でしか購入できません。)
パーツ | 商品名 | 備考 |
CPU | AMD Ryzen 5 3400G ( 3.70GHz 2MB ) | 詳細は後述します。 |
OS | Windows 10 Home 64 bit | |
メモリ | 8.0GB PC4-21300 DDR4 UDIMM 2666MHz | 中々ギリギリです。 |
GPU | AMD Radeon RX Vega 11 グラフィックス | 内臓グラフィックス |
ストレージ | 256GB SSD | 今回は外付けHDDも使ってます。(600GB) |
Ryzen 5 3400Gについて
Ryzen 5 3400Gは同シリーズ2400Gの後継機で、cpu、gpuのクロック数が少しずつ上昇しています。以下に簡単にまとめました。
CPU | Ryzen 5 3400G | Ryzen 5 2400G |
コア数スレッド数 | 4コア8スレッド | 4コア8スレッド |
CPUクロック数 | 3.7GHz | 3.6GHz |
オーバークロック時 | 4.2GHz | 3.9GHz |
内臓グラフィックス | Radeon RX Vega 11 graphics | Radeon RX Vega 11 graphics |
消費電力 | 65W | 65W |
価格 | 2万円前後 | 1万5千円前後 |
備考 | 現在在庫切れ多数 |
Apexの起動等
特別なことをする必要はないので、やり方がわかる方は次へ。
Apexのインストール
現在ApexはOriginかsteamでダウンロードすることができます。どちらでダウンロードしても違いはないので、普段使っている方を使えばよいでしょう。これは完全に筆者の主観ですが、steamの方が扱っているゲームの幅が多くメジャーなものが多いため「どちらも使ったことがない」という方にはsteamをおすすめします。ちなみに筆者はOriginからsteamに乗り換えました。途中で乗り換えるデメリットとしては「総プレイ時間がわかりにくくなる」「Originポイントという使い道のないポイントが貯まらなくなる」ぐらいなものなので、途中での変更もアリです。
Apexの起動
普通はインストール時にデスクトップ上に「Apex legends」が作成されるのでそれを開けばよいのですが、稀に作成されないのでその場合は「Program Files(x86)…」内の「r5apex.exe」というファイルから直接起動します。見つからない方はエクスプローラーを開いて「PC」右上の「PCを検索」に「r5apex.exe」を入れて検索しましょう。
ファイルはあるのに起動できない場合、様々な要因があります。十分なスペックのPCを使っているのに起動できない場合は、Apex Legendsのファイルが破損している可能性があります。
Originの場合は「ゲームライブラリ」→「Apex Legends」をクリックし、「修復」を実行します。

steamの場合は「ライブラリ」→「Apex legends」→「設定(歯車のマーク)」→「プロパティ」→「ローカルファイル」→「ゲームのファイルの整合性を確認」で修復することができます。
Apex Legendsの修復で治らない場合はOrigin・Apex Legendsの再インストールによって治る場合があります。それでも起動できない場合はメモリ不足やCPUのスペック不足の可能性が挙げられますのでバックグラウンドで作動しているアプリケーションを終了したり、PCのアップグレードをしましょう。ほかにもNVIDIAのGeForceシリーズのグラフィックボードを使っている場合はドライバの不具合により起動できない場合もあり、原因は多岐にわたります。
実際にプレイ!
プレイした感想
正直ゲームにならないかなと思っていたのですが案外プレイできました。数値でいうと40-50fpsは安定して出ていました。欲を言えば60fps以上ほしいところですが、ゲームプレイにおいて言えば十分な値だと言えるでしょう。BattleFieldなどの詳細な描写と大型兵器などの派手なグラフィックのゲームだと流石に厳しくなりそうですが、Apexは比較的軽い上に設定でグラフィック調整できるので割と何とかなります。
ただし、グラボを積んでいるPCを使っている人と比べれば見えにくいののは自明で、エイムは合わせにくいです。特にApexにおいて重要な「追いエイム」で優位をとるのは難しいでしょう。また、激しく動く近距離戦は特に厳しいと言わざるを得ません。

低スペックPCで勝つためには…
エイムで勝てないならほかのところで優位をとるしかありません。安置を読んで早めに移動して今日ポジに陣取る。持ち物におけるグレの割合を増やす。スナイパーでアーマーを育ててアーマー差のある状態で勝負する。漁夫を意識する。射線を意識し、被弾を減らす。等々やれることはたくさんあります。筆者も試行錯誤してキルポイントに頼らずダイヤまでたどり着きました。

それでもだめならやはりグラボを積むしかありません。Apex及びその他PCゲームのプレイ代として奮発しましょう。ちなみにここでケチると「グラボを買ったのに…」というストレスにさいなまれます。お財布と相談しつつ、情報を集めて満足いく買い物をしましょう。
まとめ
いかがだったでしょうか。昔はたっかいグラボ買わないとできなかったFPSがグラボ買わずにできるようになりました。いい時代ですね。しかしもちろんハイスペックPCとの差はありますし、金銭的な余裕があるのならそこに投資してしまうのも悪くはないと思います。また、今後のアプデ次第でAPEXができなくなる可能性も否定はできません。その点を考慮するならばグラボを増設できるPCを選んでおくというのは重要ですね。私もそろそろ増設時かなーと思っています。
それではみなさんも良いゲームライフを!